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二.霊媒と占いの違い

私のところに鑑定にお越しになる方で、占いをお願いしますといわれます。
私は、占い師ではありません。というか占ってくれといわれても占いのことは、まったくといっていいほど分かりませんが正しいですね。
たぶん、私のところにこられる方のほうが占いを良く知っている方が多いのではないでしょうか?

皆さんご存知の通り、占いとは、生年月日や名前・出身地、そして血液型または人相などを基にして統計学によって算出されたもので相談者の人生を見る手段であると思います。
占いもかなり奥が深いと思うのですが、ここで占いがどうのこうのについては、コメントを控えさせていただきます。
ただ占いは、ある程度は、自分自身で調べることができますし、朝のテレビ番組の「今日の占い」や「血液型選手権」などを見て目安にされている方もたくさんいらっしゃると思います。
占い師さんの中には、当たる人、そうでない人も大勢いらっしゃいます。
中には、占い師さん自身が知っているのかないのかかなりの霊感を持って鑑定されている方もいらっしゃるみたいですね。
そういう方の占いは、自分でも経験していますがよく当たりますね。

これは余談ですが、以前ある方に鑑定ではない席でお会いしたときに、いきなり「僕は、以前姓名判断をしていました。まず過去を言い当てて相手を信用させることから始まるのですが、あなたはどうやって当てるの?」と、突然の質問を受けたことがあります。
 初めて会ったのに「当てる?」という表現になぜか憤りを感じ、「僕の中で当てるという表現はありません。鑑定にこられた方との信頼関係で将来を見たり病気を治したりします」
 そうお答えしたところ「それは、おかしい」といわれました。
占いを真剣に取り組んでいる方にも失礼な表現だと思いますし、一般の方ならともかく私が霊媒師であるとお伝えしているにもかかわらず占い師を経験していた方の発言とは思えませんでした。

さて、話を戻しますが、霊媒とは、一言ではなかなか説明できません。
この本を読んでいただいたり、鑑定にお越しいただければよくご理解していただけると思いますが、簡単に説明させていただくならば、鑑定に来られた方やその関係する方の写真などを見て、その方の背後霊に質問をさせていただき、色々なことを聞きだしたり、体を霊視してその方の病気や様々な悪い症状の原因である霊を追求していき、霊が憑いている場合には、除霊をして症状を回復させていくことと考えてください。

少し詳しく説明させていただくと、霊媒の場合、生年月日やお名前などは、まったく必要ありません。
ご本人がいらっしゃるかお写真があれば大丈夫です。
その人の背後霊に質問をすることになりますから、将来的なこと(もちろん過去についても)は、占いよりも正確な答えが出てきます。
背後霊に色々なことをお尋ねしていく中でその方の現状や問題、また生き方や性格などが出てきます。その中でお答えできないことも多々あるのが現実です。
たとえば、生命に関することやお子さんの将来、ほかの家族の将来です。もちろん他人の将来やご自分が経営者でない会社のことについては、お答えできないことがたくさんあります。

たまにある話なのですが、占いと同じような感じで参考にするから聞きにきたとおっしゃる方がいらっしゃいますが、そんなに参考程度の答えではないことをご理解ください。

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