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六.自分でもできる徐霊

前項では、霊の種類について書きましたが、お祓いなどをしてもらうだけでなく、ここでは身近なものを使って、自分でも出来る徐霊の方法をご紹介しますね。
知らないうちにやっていることや、昔から伝わっていて自然に実践しているものもありますよ。
ただ、これですべてが解決するわけではないので、どうしようもない場合には、ご相談くださいね。

シャワー

毎日の生活の中で知らないうちに欠かさずに行っている徐霊が、シャワーであるのをご存知ですか?
帰宅して、風呂に入るとすっきりするのは、霊に憑かれた身体を、風呂に入って「清め流す」と考えていただいてかまわないと思います。
ただし、風呂につかるだけでなく必ずシャワーを浴びるか、かけ湯をしてくださいね。
どんな方でも、繁華街やデパートなどの人ごみなどを歩いたりするだけで、足がだるくなったり、浮腫んだりという経験をお持ちかと思います。
これは、霊が憑いたと考えていただいて、間違えないことが多いですね。
シャワーで流すだけで毎回、除霊がなされていると考えていただければ大丈夫です。
更もしもだるいだけでなく、痛いとか辛いとかいう箇所があれば、塩(できれば天然のもの)を用意しておき、その気になる箇所に塩をつけてシャワーを浴びると、ほとんどのものが流れてしまい、徐霊になりますよ。
ただこの場合に、塩で体を擦らないでくださいね。
子供の時に、「外から帰ってきたら手を洗って、うがいをして」といいます。

これも昔から自然と伝わっている除霊だと考えてください。

ゆっくりお風呂に入らなくてもいいし、洗剤を使わなくても良いので、毎日、シャワーを浴びる習慣をつけましょうね。
よく、今日はめんどくさいからシャワーは、明日にするという方がいらっしゃいますが、その日に流さなければ、体の中に入りさまざまな症状が出てくる場合もあります。
ゴルフをされた後に汗だけでなく霊も流して帰りましょうね。
「水に流す」という言葉の由来は、それが語源であると考えてください。

生たまご

先ほどの「みんさん」の対処法です。
慢性的な偏頭痛は、骨がゆがんでいるとか、首の筋肉の口中区によるものらしいのですが、たまに起こる偏頭痛や、耳鳴り、突然の肩こりなどは、「みんさん」がその症状を起こしていることがあります。
まず、薬を飲む前に、生卵を殻のまま、痛い箇所に一分間ほど当てて、しばらく様子を見てください。
骨や神経でなければ、早い方ならば五分程で痛みが緩んでくると思いますよ。
また、一度治っても、再度頭痛が起こる場合には、台所の高いところに、皿に乗せた生卵を一日置いておくと台所の除霊にもなりますからね。
除霊に使った卵は、コンビニなどでもらう袋に入れ、口を縛って、できれば外のゴミ箱に捨ててくださいね。 決して食べてはいけません。
それでも治らない方は、とりあえず薬を飲んで整体や整骨院をたずねて骨などを調べてみることをお奨めいたします。

お米とお酒

地縛霊などの供養が必要なものは無理なのですが、自宅や事務所、お店などでラップ音が鳴るとか、嫌な気配がする場合や、これから引越しをする前の新居などでこれを試されると、かなりその嫌な感じや、音が消えますよ。
方法としては、まずコップにお米を2センチほど入れます。
そしてその中にお米と同量のお酒を入れてください。
そのコップを気になる部屋の中心に置き、仕事に半日、もしくは1日置いておきます。
時間が経過したらその中身をきれいにトイレに流してください。この場合、トイレが浄化槽になっている場合は、下水道や川に流すことをお勧めします。
また、自宅でもそうですが、旅先のホテルや旅館の部屋で嫌な感じがするとか、ざわついて寝付けない場合などは、お米でなくて、ご飯でもかまいませんので、同様の方法で部屋の中で寝ているところから、できる限り離れている隅において寝ると良く眠れますよ。
翌日は、忘れないで起きたらトイレに流してくださいね。

ねぎ・バナナ・みかん・鶏肉

これは皆さんも聞いたことがおありかと思いますが、風邪を引いた時やのどが痛いときに喉元に長ネギをはりつけたことはありませんか?
これも先ほどまで説明したものと同じで、霊のえさだと考えてください。
他にもバナナやみかんも同じように使うことができますよ。ただし必ず輪切りにして皮付きのまま使用してくださいね。

また、おなかが痛いときなどに、皮付きの鶏肉(から揚げでも構いません)をおなかの痛い箇所に当てるとかなりの効果はあります。不思議ですが、余程ひどいものを食べていない限り落ち着くはずです。
ただし、下痢などでどうしても出さなければいけないものは、仕方ないと思ってくださいね。
使用したものは、ラップでくるんでやはりコンビニなどの袋に入れてゴミ箱に捨ててくださいね。

手当て

今までの除霊は、道具を使ったものですが、そういう道具や材料がなくてもお腹が痛いときや、頭が痛いなどというときに、どんな方でもどんな状況でも自然に実行されていると思いますが、痛い部分に手を当てる行為です。
「気を出す」とか「気が出ている」などという言葉を聞いたことがあると思いますが、人は、”強い弱い”に差はありますが、必ず気が出ています。
この気を利用することによって、身体の痛みを回復させることができますね。

気持ちの悪いときなどに、周りの人によく背中をさすってもらったり、小さいときに、具合が悪いときに母親に痛い部分に手を当ててもらったりなどの経験は、どなたでもお持ちだとお思います。

絶対に大丈夫とは言えませんが自然に治まっていく感触があります。
これも、昔から人が自然に身につけているお祓いだと考えてください。
現在でも使われている「手当て」です。

他にも色々な方法があるようですが、私が思いつく限り書いて見ました。
結構、田舎のおじいちゃんやお婆ちゃんに聞いてみると、もっと面白い言い伝えなどを知っている方が要るに違いないと思います。
もしも、そんな話を聞いたら、僕にも教えてくださいね。

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