»孔雀ブック-伝えたいこと-
十.鑑定について
鑑定にお越しになられたときに基本的に見ることは、背後霊、神社、体調、運気などです。
私は、医者ではありませんので、どんな病気にでも治すことができるとはいいませんが、私の中で、病気の原因の八十パーセント近くは、霊的なものではないかと思っております。霊的要素で病気になってしまったものならば、できる限りの事をして回復、もしくは改善させていただくお手伝いをさせていただければと思います。
先ほども鑑定例の中で書きましたが、癌の方の依頼を受けることがあります。
私の中で確信を持って改善できるものと、そうでないものがあります。
ご本人やご家族のご協力を得ることによって、たとえば末期三ヶ月の宣告を受けたものが三年になるもの、改善はまったく不可能ですが、痛みや苦しみを和らげることしかできないものがあります。
末期でなければ、血液や骨、脳の癌以外ならば、完全にとは言いませんが、かなりの改善をされている方はたくさんいます。
ここで問題があるのですが、癌になったご本人が突然お越しなられるのは、かなり難しい問題があります。本人には言いにくいこともあるからです。
できればあらかじめ、相談にお越しになる方がお写真をお持ちになっていただければ有難いですね。
もしくは、お連れになる方と事前の打ち合わせが必要だと思っております。
また、写真だけで、一度もお会いしたことのない方の重い病を回復させることも不可能ですので、ご紹介いただける場合、必ずご本人の同意を得ていただくこともお願いしています。
霊のせいではなくて物理的なもの、たとえば、骨のずれているものや体のゆがみなどは、専門の方を紹介させていただくこともしております。
病気以外では、ご本人などの悩みや問題点を、背後霊と相談させていただきながら、最善の方法を見つけてお伝えしていきます。 ただし「金運、恋愛運、仕事運は、どうですか?」との質問をお受けするのですが、私は占い師的な見方はできませんので、できるだけ具体的な質問をしていただけるとありがたいですね。
また、将来的なこと、つまり未来については、お答えできることとそうでないことがあります。特に子供さんの将来については、進学や就職などのご質問が多いのですが、先ほども書きましたが、子供は、経験しなければならないことがたくさんありますし、自分で決断をさせないと後で後悔してしまう場合がたくさん有ります。子供に限らず知っていてはいけないこともたくさんありますので、お答えできないことがあることもご理解ください。
また、依頼されない限り、ご家族や親戚のことに関しても他人のことを本人の承諾なしに見ることはできません。
たとえば、奥さんにご主人の仕事のことをよく聞かれることがありますが、鑑定をして出た答えで、ご主人の方針を変えられることでしたらお教えできますが、そうでない場合のほうが多いですね。
また、仲の良い恋人同士やご夫婦の相性を見てといわれますが、下手に見て、相性が悪いと出た場合、それが心に残っていて、喧嘩をされた折に相性が悪いからという判断で、悪い方向に進んでしまう場合が多いのも事実です。
他にも、結婚は?結婚相手は?子供は?寿命は?などと聞かれることがあります。最初のほうにも書きましたが霊媒鑑定では、正確な答えが出てきます。
たまに占いと同じように、軽い気持ちで、参考までに聞いておくといってお越しになる方がおりますが、軽い気持ちで聞いていただけることもありますが、重く受けとめていただかなくてはならないことがたくさんありますよ。
何でも知りたい方の気持ちは良く分かりますが、人生は知らないほうが良いことが、たくさんあるということもご理解いただきたいですね。
予断ですが、一番多い質問です。
「工藤さんは、自分のことが全部分かるのですか?」
私は自分のことを見ることは、まったくできません。
何度か苦しいことがあったり、期待したことがあったりして、挑戦して見ましたが、当った例しは一度もないですよ。
自分のことを見るときに期待感が入ってしまうのでだめみたいですね。