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七.自殺について

人は、この世に生を与えられて、宿命を迎えるまでに、どの様な形であっても、それを貫くことが義務だと考えてください。
たまにですが、私のところにも自殺願望の方がお見えになります。
大変な苦労をされている方、いじめや失恋などで苦しんでいる方々です。
私も一度は自殺を考えた人間です。
まったく気持ちがわからないわけではありませんが、自殺は決して許される行為ではありません。

「生きていることがつらい」
 「これから先がまったく見えない」
 「生まれ変わって、もう一度最初からやり直したい」
 などと、皆さん同じことを口にされます。
でも、皆さん、自殺したほうが辛いということは、どなたもわかっていないようですね。

自殺することは、運命ではありません。
強いて言えば宿命に逆らう行為だと考えてください。
どういうことかと言いますと、自殺をされると、その人の魂は、自殺したその場所に永遠に残り、身動きの取れない地縛霊になってしまいます。
私が視た方の中で、自殺をされた方で成仏をされていた方は、ほとんどいません。
また、自殺は、多くの方に悲しみと絶望を与えてしまいます。
そんなことを誰が許すでしょうか?
逆の立場だったらと考えてみてはいかがですか? 
自殺者の供養を頼まれることがあります。
この場合、私自身の力だけでは、難しいこともあり、私は、ある神様の力をお借りして供養をします。ただ、自殺の供養が終わった後は、通常の倍くらいの疲労感を覚えます。
たとえ、私でも、力のあるお坊さんが成仏供養をしても、よく言うあの世でのいい暮らしはできませんし、もちろん生まれ変わることもままならないでしょうね。

自殺に関係してきますが、最近いじめ問題がまた多く聞かれます。
いじめは、単にいじめる側だけの問題ではないと思います。
受ける側にも多くの問題がありますね。
これを解決しない限り、”いじめ”はこの世からなくならないと思います。
昔からいじめはあったと思いますが、現在のように陰湿ではなかったような気がしますね。
また、死に追いやるようないじめには、亡くなった方の怨念を、かなり高い確率で受けるのだということは、忘れてはいけませんね。

いじめられる原因の一つには、運気もかなり影響をしていますが、ここで教育論を述べても問題があるかもしれないのですが、基本的に学校の体質や親の子育てが、かなりいじめを引き起こす原因になっているのも事実だと思います。
私が小さいときにも、いじめ自体はたくさんあったとお思いますが、現在ほど陰湿ではなかったがしますよ。

自殺やいじめといった行為は、人が生きていくうえでまったく不必要な行為です。いじめた方にも、生霊などが憑く可能性が充分あります。
それを踏まえたうえで、ご理解くださいね。

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